アドラー 仕事で悩んでいる人にこそ読んでほしい


最近、アドラー(心理学者)の本が話題ですが、ただの自己啓発本ではないので是非ビジネスマンに読んでほしいです。

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どうしても上手く関係構築できない上司や同僚、取引先など、
心当たりのある方は多いかと思います。

もちろん、こちらに問題のあるケースもありますが、
自分自身の課題と、相手が解決すべき課題は、分ける必要があるということを、この本は説いています。

相手の課題をこちらが過剰に関与し解決してしまうことは、
相手の成長のための課題解決の機会を奪ってしまうことにも繋がりかねません。
解決のための示唆など、支援の準備があることを伝えていくことは、必要なことですが、必要以上に相手の価値観に合わせた行動を行っていると、
他人の価値観で自分の人生を歩んでしまうことになります。

そういう意味では、10人の人間がいれば、10人の価値観があり、
それら全ての価値観に合う人間など存在するわけもなく、
他者の価値観に合わせない(嫌われる)勇気を持つ必要性を対話形式で説明している本です。

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私自身、自由とはどういうことか、ということを考えることは好きで、
自分自身で判断することのできる実力(社会的、人間的、金銭的)を持つことだと考えていましたが、
もう一歩踏み込んだ対人関係としての自由という概念が得られました。

特に自分と他者の課題を切り分けるという発想は、
おせっかいな自分にとってはアドバイザーとしてのコミュニケーションの取り方に、とても参考になりました。

対人関係において、アイデアを求めている方は読んで損はないかと思います。

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