アルゼンチンのサッカー選手でパブロ・アイマールという選手がいます。
全盛期は10年以上前ですが、背が低く体が華奢な中でも活躍する姿を観て、憧れを抱いたものでした。
その選手に過去インタビューを行った記者さんが、このようなことを仰っていました。
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かつてアイマールにインタビューしたときのこと。「敗北から学ぶ?なんのことを言ってるの?負けたら何もないよ。無だ」。彼は勝利がすべてのアルゼンチン人らしく、きっぱりと言っていた。それは一つの考え方だと思う。しかし敗北を踏み越えてこそ、新しい風景が見られるのだと、日本人の僕は思う。
かつてアイマールにインタビューしたときのこと。「敗北から学ぶ?なんのことを言ってるの?負けたら何もないよ。無だ」。彼は勝利がすべてのアルゼンチン人らしく、きっぱりと言っていた。それは一つの考え方だと思う。しかし敗北を踏み越えてこそ、新しい風景が見られるのだと、日本人の僕は思う。
— 小宮良之 (@estadi14) December 7, 2013
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私は、失敗から学び今に至り、KnowDo(日本語の能動とかけており、知ったらすぐ動く!動くことを知る!などの勢いが感じられて好き、といった理由から…)という社名で会社を作ったくらい、失敗や敗北を前向きに捉えがちでした。
大きな未来を実現できるなら、たくさん敗北や失敗をした方がいいとも思っています。
私の好きな言葉は、「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」です。
はじめは、記者さんと一緒で違和感が拭えなかったのですが、
今は本質は一緒なのではないか、と感じています。
違いは、
その瞬間の勝利に対するこだわり、覚悟の表現の仕方の違い
だと思います。
勝利が全てという考え方は、私も賛成です。
先の大きな勝利や成功のために、小さな失敗や敗北を恐れずに積極的にトライすべきとは思いますが、
その瞬間の勝利に全てを投じたい人間にとっては敗北は確かに無意味です。
スポーツ選手にとっての成功は、限られた期間において達成しなければならないことが多いのかと思います。
私はそういう世界の経験がなく、その瞬間の勝利や成功に命を賭ける!といった覚悟を知らずに生きてきました。
あくまで想像ですが、そのような覚悟をアイマール選手も持っていたからこそ、このような「敗北は無」といった回答だったのかと感じます。
一瞬一瞬に全力を投じる生き方の現れは、
ふとした行動や言葉で示されるもの。
私も大きな未来を目指すとともに「今」を大切に生きていこうと思います。