先日、友人から、
年収1000万円に若いうちから到達するには、どのような共通点があるのか教えて欲しい、と相談を受けました。
会社の若手のメンバーから質問を受けたそうです。
年収向上に影響する要素は、大きく5つだと考えています。
・意思決定の経験値(行動軸の深み)
・職責のレベル(責任感の有無、またそのレベル)
・職能のスキル(役割に必要となる能力)
・考え方(課題解決の方向性)
・情熱(やりきる力)
これらは、企業での選考においても着眼点とされます。
私のクライアント企業においては、例えば、
「複雑な職務を解き明かした経験は?」
「どこの部署の仕事ともとれない微妙な仕事があったとして、自ら手を上げて取り組んだ経験はどのようなものか」
などの質問から、どのような役割を任せるか、企業の風土に合うかどうかを
判断していきます。
また、5つの要素は事実や過去の行動として語ることができなければ、
意味をなしません。
こう思っている、こうしたい、という想いではなく、
いかに行動に移してきたか、ここがとても大切です。
詳しくは以下です。
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◎意思決定の経験値(行動軸の深み)
・漠然とした閉塞感の原因を、深く追求し解決に結びつける
・PLを担わないとしても、損益分岐を自ら判断しPDCAまわす
・事業の持続可能性の急所、要点を判断し、改善した運用を組織におとす
・旧態依然とした方法に迎合せず、自ら判断し責任を取る
など
◎職責のレベル(責任感の有無、またそのレベル)
・視座を自らの役割、役職より一つ上に高める
・スタッフなら課長、課長なら部長の視座で行動する
◎職能のスキル(役割に必要となる能力)
・アンテナを高くし、自らの強みの確立(AIにできない仕事をする)
・どんな仕事であれ、イノベーション(変革、改善)とコミュニケーションは必要となる
◎考え方(課題解決の方向性)
・徹底した顧客志向
・社会正義性、利他行動
◎情熱(やりきる力)
・行動の継続、経験値の資本増加
以上、要素のみ記載しましたが、
どれが欠けても事業部長などの上位の役割は担えないように思います。
ですので、もっと要素があるかもしれません。
ただ、この5つが高いレベルで実現できている方々は、
間違いなく世の中から必要とされる社会人です。